見える景色は同じなのに。というはなし
毎日恒例の残業が終わり、ヘトヘトになりながら真っ暗な家へ帰る。
風呂に入り、くだらないが笑える深夜番組を見ながら夕食をとる。
寝室へ行き、薄明かりをつけて天井を見上げると、まだワタシが小学生だった頃の記憶を思い出す。
凄く家が厳しく、夜寝る時間になっても好きなお絵かきをしていたら怒られ、漫画を読んでいたら捨てられていた。
そして何もやることがなくなった当時のワタシは天井を見上げて友達を羨む。
「◯◯君はいつも遅くまでテレビ番組見れてるのに。◯◯君はゲームを何時間でもやっていいのに」
10数年経った今はその全てが出来る。
出来るようで出来ない。やってもいいがやれない。
成長とは難しいものである。
不自由さに心を痛めるのは何年経っても変わらないのだなぁと思いました。
今好きなことをやろう。