ちょっと今から仕事辞めてくるを観たはなし。
こんにちは!
今回は「ちょっと今から仕事辞めてくる」を観てきたはなしです!
公開は5月27日。新卒入社した若者は仕事に慣れてきて楽しくなってくる時期でしょうか。
はたまた仕事辞めたくなってきてる頃でしょうか。
現在、大きな社会問題にもなっているブラック企業。過酷な労働環境から、労働者を自殺に追い込みます。
そして日本の自殺率が最も多いのは働き盛りの20代〜40代とされております。
日本はサービスが良いのでその分労働者が大変で、それがブラック企業を生んでいるのは1つの原因としてあります。
もう1つは若者はお金がないので会社にすがるしかありません。なので会社側もどんなに酷い扱いをしても辞めないのでぞんざいにする。
それらの精神的・体力的な問題から働き盛りの未来ある若者達が自殺に追い込まれてしまうのではないでしょうか。
今作は、今後の日本のために目を背けることのできない問題をテーマにした小説を映像化しました。
以外、ネタバレあり感想
とにかく上司がクソ!クソオブクソです。
ひいては会社もクソ。
まず上司が出社したら立ち上がって挨拶。
クソみたいな社訓を大声で読み上げ、ラジオ体操。
ミスをすれば土下座をさせられ、パワハラ、セクハラの応酬。
残業は月に150時間を超え、勿論残業代は支払われず。
主人公青山隆はそんな毎日に耐えきれず自殺をしようとします。
そんな時救ってくれたのが、自称小学校の頃の同級生の山本。
山本との出会いで青山の毎日はどんどん変わっていきます。。。
元気だからか?そういう役だからか?わかりませんが福士蒼汰君の関西弁がクサすぎる!いい意味で!クサすぎるからセリフがストレートに伝わってきます。
山本の「仕事をする為に生きてるのか?」的な
セリフは現代人の殆どに当てはまる事ですね。
仕事は毎日を豊かにする為。仕事に毎日を侵されてはいけないのです。
恐らく青山は視野が狭く、こうでなくてはいけない!こうあるべき!という考え方に縛られた良くも悪くも真面目な人間だから、ブラック企業にハマっていったのではないでしょうか。
物語終盤で、青山は一年半ぶりに家族に会いに実家へ戻ります。
過去の若かった頃の自分の言動を詫び、両親と久々にゆっくりとしたひと時を過ごす青山。
人はいつ死ぬか分からないし、死んで辛いのは残された方。
後回しにしていて後悔することは沢山あります。
青山の母親は息子が心配で心配で堪らず、何かと理由をつけて声を聞こうとしていました。
今忙しくて大事な人に会えてなかったり、声を聞いてない人は一旦手を止めて顔だけでも見せに行ってはどうでしょうか。
青山が久々に里帰りするシーンでは映画館の隣の席の女子高生がボロボロ泣いていました笑
おかあさんおとうさんに優しくしてあげてね!
そんなこんなで!ブラック企業と若者の問題!家族愛!人生観!現代人がもう一度考え直さなければならないテーマが詰まっております!
ちょっと仕事早あがりして映画館へ行ってきてください!