田村淳「日本人失格」を読んだはなし。
こんにちは!
今回は芸人の田村淳さん著の「日本人失格」を読んだはなし。
田村淳さんはロンドンハーツなどの番組で大人気の一流芸人なので紹介する必要はないですね!
では感想。
ツイッターで意見を言ったら大炎上、一般人からのクレームにメディアや企業は振り回され、人と違うことをすると嫉妬され足を引っぱられる‥‥最近の日本はとにかく息苦しい。なぜ他人を叩き、無難を好み、みんなと同じになりたがるのか?そんな空気に抗うように、タレント「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳は、好きなことをやり続け、テレビ以外の分野にも活動の幅を広げている。なぜそんな生き方ができるのか?芸能界の"異端児"が著す初の自分史、日本人論、そして若い人たちへのメッセージ。
本書から引用。
第1章からは
芸能界という「村社会」の息苦しさ
僕は自分のことを芸人だとは思ってない
一歩踏み出したピース綾部に拍手を送りたい
など田村淳さんのマインドや芸能界の現状。
第2章からは
成功の縮小再生産が企業も人もダメにする
電通だけじゃない、日本企業が抱える問題点
個を磨く環境を整える
など仕事や組織での生き方や改善すべき点への問題提起。
第3章からは田村淳はどのようにして誕生したか。本人のオリジンから今につながる話。
第4章からは
ネットではなく直接会って話すことが大事
好きなことを続ければ才能になる
などなど。
第5章は政治や現代の社会問題の話。
自身はこんな人間だから楽できているなど。
第6章からは
「楽しそうに死んでいきやがった」と思われたい
これからは学歴よりも気が利くヤツが大事
自分以外のものに依存するからストレスになる
今こそ同調をハネのけ、バラバラの個になろう
など、最近よく聞く新しく楽しい生き方の方法や右へ倣えになってはいけないという話。
が主な内容でした。黒字の部分はその章から面白いなと思ったトピックを抜粋しました。
特にワタシがピーンと来たのは
どうも日本人っていうのは、肩書きがないと当惑する傾向が強いというか、信用してくれないよね。現実的にフリーランスの人には銀行も喜んでお金を貸してくれないし。だけど、大事なことは肩書きではなく、その人が”何をやってるのか””何をしようとしているか”じゃないの。
もうこれは完全にその通りなんですよねー。
人より肩書きを見がちというか、判断材料が過去のデータで尚且つ断定的というかなんというか。日本語出てこないんですけれども。
ワタシも就活の時このような体験よくしました。
趣味欄に(読書、ブレイクダンス)と書いていたら人事の方に「君はどっちの人間なの?」と言われ困惑した覚えがあります。
人の好き好きは様々で、何をしようが何を頑張っていようが他者には関係ないはずなのに、ひとつの面だけでレッテル張りをしようとする。そして二面性をみとめないんですよね。
全く!プンプンしちゃうぜ!怒
まぁそんなこんなで今の日本に対する苦言を少しばかり呈したりする本なのですが、大筋はこれ「無理して他人に合わせず、楽しいことしようよ!」なのです。
てか最近の本は割とこういった内容多いですよね。数百ページ読んで結局やりたいことやれ的な内容なんですよね。
まぁそれもこれも現代の日本人がやりたいことをやれてないからなんだけど。それ大問題なんだけども。
来週から新入社員!周りに流されず、楽しいことや新しいことに挑戦し、今までより楽しい!と思えるようなビジネスマンライフを送りたい所存であります。