ファイアパンチ読んだはなし。
こんにちは!
今年ももう終わりを迎える頃で、不安定な天気も落ち着き、毎日寒い日が続いてますね。
寒い日には雪国の作品が見たくなるというわけで、何時もならば「ONE PIECE」のチョッパー編や「トリコ」のセンチュリースープ編、クリスマスを舞台にした映画などを見て冬をより感じるのですが、今年は今話題の「ファイアパンチ」を読んでみました〜!
ファイアパンチとは?
現在ジャンプ+で好評連載中。著者は若い奇才と評される藤本タツキ先生。
氷の世界で祝福者と呼ばれる能力者とそれを持たない人間が如何にして生きて行くか。支配するものとされるもの達の構図が今のところのベース。
先が読めない展開と壮大なスケールで描かれる本作は話題沸騰中であります。
現在は〜3巻まで刊行中。
宿敵への復讐は果たせるのか?氷の魔女とは一体どんな奴なのか?世界はどうなって行くのか?見所満載でございます。
主人公は再生の祝福者のアグニ。
手を切られてもすぐ生えてくるので、慢性的な食糧不足の村で自分の腕を村人達に提供し食いつながせる良き青年。
妹のルナも再生の祝福者。
そしてこちらが火の祝福者のドマ。
ベヘムドルクという国の兵士で対象物が朽ちるまで消えないという火を操る。
村に訪れ、腕を食べてる村人を「化け物」と一瞥し村を燃やした。その際再生の祝福者であるアグニとルナすぐには死なず、焼けては再生し、焼けては再生の繰り返しで尋常でない苦しみを味わうことになる。
再生能力が弱い妹は朽ち果てる寸前に「生きて」とアグニに対して言い残しこの世を去る。
その言葉を聞いたアグニは再生を繰り返し、復讐の炎を宿しドマを殺す旅に出るのが一話のお話。
そして面白いのがこのキャラ。
同じく再生の祝福者のトガタ。
途中で仲間?になるのだが、アグニを映画を撮る材料にしか見ておらず、アグニが脚本とは違った行動を起こすと声をあげ悔しがる。
なんか変な人で、彼女の登場によりストーリーが予測不能の展開になる。
そんな感じです。まだ一周しか読んでないので読み込みや考察が足りませんが、3巻までしか出てないので既刊が増え次第また1巻から読み直していきたいと思います。
凄く面白い作品で今迄に読んだことがないと思うのですが、予測不能であったり奇抜な展開が多くてストーリーに入り込むというよりは、ストーリーを、アグニの物語を上から眺めてるような。そんな感じがします。
しかしそれもトガタが撮った映画を観てるということでしたら凄いなぁなんて。。。