ホラー漫画界の奇才「伊藤潤二」
こんにちは!
今回は大好きなホラー漫画についてで、その中でももっとも敬愛する「伊藤潤二」先生についてでございます。
代表作は「富江」「うずまき」「ファッションモデル」「首吊り気球」などなど。
伊藤先生の作品を一言で言うと「世界観がとてつもない」です。
圧倒的画力。緻密に練りこまれたストーリー。経験したことのない恐怖。人や世界の汚い部分が具現化されたようなグロ。そしてそれらを吹き飛ばすかのようなオチ。
オチが特に凄いんです。最初に先生の作品を読んだ時ワタシは「なんだこの発想!作者どんな人なんだろう?」と思ってしまうくらいのぶっ飛び具合。
ホラーというよりはファンタジー。
日常×ホラー×ファンタジー。そんな感じです。
有名な作品が多いはずなのに、作者の知名度は知る人ぞ知る感じ。もっと取り上げられて欲しいなぁ。作品店やサイン会開催して欲しいなぁ。。と思っていたら開催されました。
しかも台湾で。(台湾では日本の漫画が大変人気なのです!熱狂さで言ったら日本より熱いです!)
チケットは早々に売り切れてしまったのですが、ネムキプラス編集部様と伊藤潤二先生のご好意により、展示会場を先生と巡るツアーが開催され、これは行くしかない!と昨年、ちょろっと台湾まで足を伸ばしてきました。
(その節は編集部様、そして先生本当にありがとうございました。貴重な、大変貴重な思い出です。)
場内はこんな感じ。トンネル奇譚の入り口から始まり、先生の仕事場の写真。そして双一も妖しげに笑っていました、
展示会場内は先生のインタビュー動画や自分が首吊り気球になれる機会、2015年12月当時未発表だった最新原稿などなどが所狭しと展示されており、ファンなら声をあげざるを得ないもので溢れていました。
その後、なんやかんやあり沢山お土産を頂いちゃいました。
物販も充実。台湾ドルなので安い安い。
そしてイラスト入りサイン色紙に渕さん。
好きなキャラを事前に書いてきてくれたんです。なんてサービス精神。。。
一生ついて行きます先生!!!!!泣
本当に優しい方で、「伊藤先生より穏やかな作家さんを見たことがない」との声も。
ワタシも当時は就活前で、食事の際に相談に乗って貰いましたw
あり得ます?大好きな漫画家の先生に生活の相談するなんて!
ほんなこんなで、かなりのファン想いな先生ですが作品自体は良い意味で狂っています。想像もできない展開と登場人物が織り成すストーリー。
可能なら記憶を消してもう一度読みたいくらいです!
本当に沢山あるんで、何から読み始めればいいかわからないという方はこれをオススメします。
先生が選んだベストアルバム的な感じですね!書き下ろし新作も掲載されているのでボリューム感たっぷり。これ一冊で先生の作品はどんな感じか理解していただけると思います。
今年中にファンレター送りたいなぁ。。。。
いや、送るぞ!